Column & People for health

『逆境に負けない強さ』カモミール

Facebookより一部転載。

タイトルは、カモミールの花言葉です。
逆境に負けない強さ/苦難に耐える/親交
優しい香りや味の裏に秘められた、強い意味が心をそそります。

カモミールには種類がたくさんあります。代表格がカモミール・ジャーマン(一年草)、カモミール・ローマン(多年草)。古くから民間薬として親しまれ、植物のドクターとも言われます。ヨーロッパに多く自生します。



【カモミール・ジャーマン】(学名Matricaria chamomilla、キク科、和名カミツレ)お茶部分は花。ふわっと青リンゴのような芳香、ハーブティーとして馴染み。ジャーマン種は、鎮痛、鎮静、抗アレルギー、発汗、保湿などの作用があると言われます。お茶の飲用が一般的。その他精油や入浴剤、化粧品等。不眠解消や胃腸の炎症、痙攣にも。ハーブ同士だけでなく紅茶とのブレンドもとても良いです。
青リンゴのようなフルーティな香り、とよく言われますが、どちらかというとローマンのほうが青リンゴっぽく感じジャーマンはもう少し芳醇さを感じます。心を落ち着け、様々な感情を解きほぐし、安定させてくれます。ふわっと眠気も誘いやすい為、心地よく眠る前のバスオイル、バスハーブにも活用で来ます。
主な成分は、アズレン。胃粘膜の修復を助けたり、胃疾患を改善する効果、炎症を抑えて治癒を促す作用があるため、傷の治りもよくなります。



【カモミール・ローマン】(学名Chamaemelum nobile、キク科、和名ローマンカミツレ)お茶は花部。少し苦みがありますが上品な甘い香り。多年草でよく茂るので芝生の代わりにすると踏んだ時の香りが良いとか。
ローマン種は香りが強いためハーブバスやポプリに使われることも多い。飲用の際はハチミツやステビアを使ったり、ミルクティーなどと合わせると良い。風邪、不眠、貧血、月経不順、ストレス緩和等々に。鎮静作用があり、頭痛や歯痛、筋肉痛などの痛みをを緩和してくれます。
スキンケア系でよく用いられ,化粧品やシャンプーなどでよく利用が見られます。
成分は,アンゲリカ酸、メタクリル酸、チグリン酸、アズレンなど。

カモミールは、いずれの種類も、キク科アレルギーの方は使用を避けましょう。


【カモミールを使うリラックス系ハーブティーブレンド】カモミール+チョイス
(セントジョーンズワート、パッションフラワー、ペパーミント、ラベンダー、レモンバーベナ、レモンバーム、レモングラス、ローズ、リンデン、カレンデュラ=マリーゴールドetc…)