Herb Reference Note

ハーブのリファレンスノート【かきくけこ】

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名前 学名 科名 使用部位 内容
カモミール・ジャーマン Matricaria chamomilla キク科 消炎、鎮静、鎮痙作用と体を温める働きを合わせ持つため、胃炎、胃潰瘍などの消化器系疾患と冷え性、生理痛などの婦人科系疾患に用いられる。甘くてフルーティーな花の香り。燥肌など肌のトラブルにも有効。美肌効果を簡単に利用する場合はお風呂に入れて。
カモミール・ローマン Antbemis nobolis キク科 花/ホウル ジャーマンカモミールとは全くの別種になる。鎮静作用や鎮痛作用があるといわれ、安眠や美肌にも効果が。消炎、鎮痛、沈静、抗感染、抗アレルギー、抗神経痛、駆虫、消化促進、健胃などに用いられる。胃潰瘍などストレスによる神経性消化器障害には大変良い。 ジャーマンカモミールより飲み難い。エッセンシャルオイル、入浴剤、リース、ブーケ、クラフトに使用される。
甘草(リコリス、カンゾウ) Liquorice マメ科 消化系の潰瘍、カタル、気管支炎、咳などの気管支疾患、腎臓・膀胱疾患またアジソン病、エイズ、ガン
カルダモン Elattaria cardamomum フトモモ科  駆風作用、唾液分泌促進作用、芳香作用、食欲増進があると言われ、スリランカ・インド南部が原産地。 菓子の香り付けに使われ、インドのミルクティー「マサラチャイ」の香り付けには欠かせないスパイスハーブ。
クローブ Eugenia syzygium ショウガ科  種子 強力な抗菌作用と鎮痛作用を合わせ持つため、歯痛や頭痛、風邪、食あたりにペパーミントやオレンジピール(皮)とブレンドして用いられる。
桑(マルベリー、クワ) Morus nigra クワ科 果実の味は甘酸っぱくラズベリーなどに似ている。実にはアントシアニンの他ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている。葉に含まれているデオキシノジリマイシンは血糖値の上昇を抑えるとして近年注目されている他、GABA(アミノ酸の一種)含有量が多く、美白成分クワノンは化粧品材料にも使われている。 根皮は生薬として解熱や血圧降下などに利用される。
クミンシード Cuminum cyminum セリ科 種子 駆風作用、鎮静作用、覚醒作用、健胃、芳香作用があリ、消化を促進して、胃腸内にガスがたまるのを防ぐ作用があると追われる。
コリアンダー(パクチー、香菜) Coriandrum sativum クワ科 種子 消化促進作用、肝臓障害、血液清浄、競争作用、刺激作用、鎮痛作用、鎮痙作用、デオドランド作用など。抽出液を患部に塗布するとリューマチの痛みを緩和する。
注意:エッセンシャルオイルとして利用する場合、多量に用いると「麻痺」を起こす可能性がある。